アレックス・グレゴリー氏への勲章伝達式
12月10日、篠塚総領事は、平成30年秋の叙勲で旭日小綬章を受章されたYKKコーポレーション・オブ・アメリカ元会長兼CEOアレックス・グレゴリー氏に対する勲章伝達式を行いました。
冒頭の挨拶で篠塚総領事は、「グレゴリー氏は、ジョージア州に最も早く進出した日本企業の一つであるYKKが最初に雇用した米国人の一人として一貫してYKKでキャリアを重ねる間、日・ジョージア州の友好親善及び相互理解を促進する活動に様々な形で貢献されており、今回の受章はこれまでの功績が認められたもので大変喜ばしい」とグレゴリー氏の受章を称えました。
旭日小綬章と勲記を受け取られたグレゴリー氏は、「1973年にYKKメーコン工場の最初の従業員の一人として採用され黒部市のYKK工場での3か月の研修の間毎日のようにYKK創業者・吉田忠雄氏と昼食を共にして彼の哲学に触れる機会を得たことで自分の人生は大きく代わった。YKKの工場があるメーコン市及びダブリン市と日本の姉妹都市との交流は日米双方のあらゆる分野の人々の人生に変化をもたらすもので関係者の協力に感謝している。この度の叙勲は自分に与えられたというよりも全てのYKK従業員に贈られた勲章を代表して受け取る気持ちであり、全ての関係者と家族に感謝したい」と謝意を述べられました。
式典には、ロバート・ライカート メーコン市長、フィル・ベスト ダブリン市長、ティム・エコールズ ジョージア州公共サービス委員、猿丸雅之YKK(株)会長、ジム・リードYKKコーポレーション・オブ・アメリカ社長ほかYKK関連会社代表、グレゴリー氏家族等約35名の方々が出席され、グレゴリー氏の受章をともにお祝いしました。