チャールズ・ウッド日本庭園財団理事長に対する公館長表彰の実施
11月21日、須永総領事は、アラバマ州モービル市チャールズ・ウッド日本庭園において、同庭園財団理事長であるチャールズ・ウッド氏に対する「総領事表彰」を行いました。総領事表彰は、日本と「諸外国との相互理解及び友好親善の促進」に寄与した個人、団体に対して管轄地域の総領事が行う顕彰です。
ウッド理事長は、1970年代から日本の墨絵に関心を持ち、墨絵を学ぶ傍ら日本文化、特に日本庭園への関心を深めました。モービル市より14エーカーの土地を貸与されたウッド氏は、1995年に日本庭園財団を設立し、本格的に造園に取り組みました。造園にあたっては、自ら京都に行き数々の庭園を訪問して基本的考えを学んだほか、上杉武夫氏や玉根徳四郎氏のような日本の専門家の協力・助言も得つつ事業が進められました。2010年には、モービル市議会がウッド氏の努力を称え、この日本庭園を「チャールズ・ウッド日本庭園」と命名する決議を採択しました。
今回の表彰は、ウッド氏が20年以上にわたる日本庭園造園は元より、墨絵等日本文化紹介活動、姉妹都市協会交流を通じて、日本とモービル、そしてアラバマ州との相互理解を促進した功績を称えて行われたものです。表彰式には、ジーナ・グレゴリー市議会議員、マーク・ドウ前市長、ラマー・スミス・アラバマ日米協会会長、マーク・ジャクソン在バーミングハム日本国名誉領事、マーク・エドワード・モービル-市原姉妹都市協会会長、ユウコ・ジョーダン同理事をはじめ、地元日系企業、墨絵、生け花、盆栽等日本文化団体関係者、日本庭園スポンサー、ウッド氏家族、友人等約70名が出席しました。
Facebook記事(モービル-市原姉妹都市協会):https://www.facebook.com/groups/MISCA/
Charles Woodモービル日本庭園財団理事長に対する総領事表彰
(2014年11月20日、於モービル日本庭園)