Honda Precision Parts of Georgia 工場訪問
4月5日、当館館員は、ジョージア州タラプーサ市に本拠を置くHonda Precision Parts of Georgia(HPPG)の工場を訪問し、本田生産部長、大石事業部長、椚座人事課長より同社、工場の事業内容について説明を受けた後、工場見学の機会を頂きました。
.HONDAは1959年にAmerican Honda Motor Companyを設立し、日系自動車メーカーとして初めて北米での四輪現地生産を開始したことでも知られています。HPPGは2005年に設立され、Hondaアラバマ工場の「オデッセイ」や「パイロット」のトランスミッションを中心に生産しています。ロビーには2006年にHPPGで初めて生産された第一号トランスミッションや社員の方々が作成したトランスミッションのカットモデル、同社のコミュニティ活動支援に対する感謝状等が展示されています。
タラプーサ市周辺は、1900年代、精綿・繊維業で栄えましたが、繊維業の衰退に伴い新たな産業導入の取り組みが行われました。HPPG設立はタラプーサ市経済を活性化させるターニングポイントとしても期待されており、地域雇用の創出などに貢献しています。