加藤冨美江ノースカロライナ州立大学准教授に対する「日米戦後70周年に際する外務大臣表彰」
ノースカロライナ州立大学シャーロット校で2月18日、同学言語・文化学科の加藤冨美江准教授に対する「日米戦後70周年に際する外務大臣表彰」の表彰式が行われました。この表彰は昨年、日米戦後70年を迎えたことを記念して、日米間の友好交流の増進に顕著な功績のあった関係者に対し外務大臣より贈られたものです。加藤准教授は、同大学での日本語専攻の開始や飛躍に大きく寄与し、日米大学間交流増進に貢献したことが評価されました。
同大学のフィリップ・デュボワ学長は、現在、同学がノースカロライナ州でも相当規模の日本語学習者数を誇り、東北大学、上智大学、同志社大学など日本の7大学との交換留学協定を通じて大勢の学生が日本を訪れているのは、加藤准教授の尽力の賜物と祝辞を述べられました。また、日本語専攻のオリビア・アーリングさんは学生代表として、「加藤先生の日頃のご指導に感謝いたします。本日はおめでとうございます」と流暢な日本語でスピーチを披露しました。加藤准教授は「私が本学で教鞭と執りはじめた当初は、私が唯一の日本語教員でした。今では、あの有名な映画『7人の侍』のように7名の教員が指導にあたるまでになりました」と同学の日本語科の歩みを振り返るとともに、今後のさらなる発展への意気込みを語られました。
また同日、日本語を学ぶ学生と篠塚総領事との懇談会が行われました。懇談会では、上智大学へ交換留学した3人の学生による留学体験談や、ノースカロライナ州立大学シャーロット校での日本に関連するクラブの紹介や活動の報告、同学に留学している日本人留学生の所感の発表が行われました。