カナダ人落語家・桂三輝(かつら・さんしゃいん)氏による英語落語公演
9月16日、在アトランタ日本国総領事館は、カナダ人落語家・桂三輝(かつら・さんしゃいん) 氏による英語落語公演をケネソー州立大学及びウッドラフ・アート・センター(ともにジョージア州)との共催によりそれぞれ行いました。
本年度の通年事業として日本に焦点をあてた“Year of Japan”を実施しているケネソー州立大学では、パフォーミング・アートを学んでいる学生及び教育関係者を中心に多くの観客で会場が埋まる中、北川千穂氏による落語の解説を交えて公演が行われ、日本の伝統芸能の中でも当地では触れる機会の少ない本格的な落語を体験しました。公演後の質疑応答の際には、学生から「修行は何年しなければならないのか」「レパートリーはいくつあるのか」「演目はいつ決めるのか」等様々な質問が挙げられました。
桂三輝氏の母国であるカナダのキャロライン・ブレレトン在アトランタ・カナダ総領事夫人にもご来場頂いたウッドラフ・アート・センターのヒル・オーディトリアムで行われた夜公演では、一般の方々を中心とした観客を前に桂氏と北川氏による掛け合いに始まり、冒頭から会場は爆笑の渦に巻き込まれました。昼公演同様に北川氏の解説とともに桂氏による英語落語公演が行われましたが、会場全体が終始笑いに包まれ、特にお子様方の楽しそうな大きな笑い声が印象的でした。公演終了後は会場の皆様から「とても楽しかった」「こんなに笑ったのは久しぶりだ」「最初は『英語で落語なんて』と思っていたが、ファンになった」「他の演目も見たくなった」等一様に公演の素晴らしさを称えるコメントを頂きました。