フォートブラッグ陸軍基地訪問
(3月31日)
3月31日、須永和男総領事は、ノースカロライナ州フォートブラッグ陸軍基地を訪問し、ジェフォリー・スミス副司令官に表敬訪問したほか、基地内視察、在日米軍経験者に対する講演と意見交換を行いました。フォートブラッグ陸軍基地は、米陸軍主要基地の一つで、陸軍空挺部隊及び特殊部隊司令部が置かれる他、米陸軍総軍を構成する3軍団の一つである第18空挺軍団の本部基地でもあります。同基地は米陸軍有事緊急作戦対応基地として国防上重要な役割を果たしており、世界中どこで有事が発生しても短時間で部隊が展開出来る機能を有しています。
スミス副司令官への表敬訪向においては副司令官より、フォートブラッグ基地の役割につき説明を受けた後、日米安全保障同盟やアジア情勢について意見交換を行いました。また、須永総領事よりは、東日本大震災発生から4周年を数えた機会を捉え、米軍「トモダチ作戦」下で行われた緊急救援活動に対する謝意を表明しました。
フォートブラッグ基地に勤務する軍人、文民の中には、在日米軍に勤務した人も多く、当日集まって頂いた約15名の在日米軍経験者の方々に対し、須永総領事より日本の防衛政策の現状と日米同盟関係について講演と質疑応答を行いました。またそれぞれの参加者より在日米軍勤務の経験談を聞いたほか、「トモダチ作戦」に直接関わった2名の士官に対し、須永総領事より謝意を表明しました。
Photos provided by XVIII Airborne Corps Public Affairs Office