「東レ・カーボンファイバーズ・アメリカ新工場用地鍬入れ式の開催」(サウスカロライナ州ムーア)
1月19日、サウスカロライナ州ムーアにおいて東レ・カーボンファイバーズ・アメリカ社の新工場用地鍬入れ式が開催され、篠塚総領事も来賓として出席しました。式典には、ニッキー・ヘイリー州知事、ロバート・ヒット州商務長官はじめ州政府、地元自治体等関係者、本邦より日覺昭廣東レ株式会社社長、大西盛行同専務取締役はじめ東レ関係者、東京ガスはじめ関連会社関係者、ボーイング社を含む顧客、サプライヤー等関連企業、日米メディア関係者を含め約160名が参加し、大勢の方々の祝意を受けての鍬入れ式となりました。
東レ株式会社は、2014年2月、サウスカロライナ州スパルタンバーグ郡に事業用地を取得、2015年10月に炭素繊維複合材料の生産工場の建設を決定しました。今回はその工場建設用地の鍬入れ式が行われたもので、10年にわたり1,000億円を投資し、500人の雇用が行われる予定です。
式典に於いて日覺社長は、「炭素繊維複合材料で世界をリードする東レは、創業90年の年に、サウスカロライナ州での総括的炭素繊維複合材料の一貫生産工場建設を進めることとなった」としてヘイリー州知事以下地元関係者からの支援・協力に対する謝意を表明し、「良き企業市民として地元コミュニティとの協力しつつ、これからも社会にソリューションを提供し続けたい」と挨拶しました。
ヘイリー州知事は、祝辞の中で「東レはサウスカロライナへの進出を決めてくれた。今後はわれわれが協力し、ニーズに応える時であり、最大限の協力を迅速に行ってゆく」と述べました。
篠塚総領事は、祝辞において、炭素繊維分野で世界をリードする東レのサウスカロライナ州進出に対する祝意と州・自治体政府による同社支援に対する謝意を表明した上で、東レとサウスカロライナ州との新しいパートナーシップが様々な機会創出に繋がることへの期待を表明しました。