“Japanese Americans Relations: A Cross Cultural Undergraduate Student Conference”出席 (3月10日)
3月10日、ノースカロライナ大学シャーロット校において、日米交流イベント“Japanese Americans Relations: A Cross Cultural Undergraduate Student Conference”が開催され、須永総領事が出席しました。
本イベントは、大阪市立大学の学生23名が、KAKEHASHIプロジェクトにてノースカロライナ大学シャーロット校を訪れる機会を利用し、同校が対日理解促進のため企画・開催した日米交流事業で、合計約150名が参加しました。
最初に、ノースカロライナ大学シャーロット校より同校言語・文化研究学科の中で日本語は主要言語となっており、今春、約100名が日本語を専攻、70名近くが副専攻科目にしていること、日本語の学士号を持つ同校卒業生は、南北カロライナ両州において最多となっていること、学内で最大の学部である教養学部において、日本語プログラムが重要な役割を果たしていること等につき紹介がありました。
その後、須永総領事は、ノースカロライナ州がビジネス、経済面で日本と良好且つ強固な関係にあるだけでなく、学術交流や日本語プログラム、アニメ・コンベンションの開催等日本と様々な結びつきを有することから、日米関係において非常に重要な州であることについて紹介した後、アベノミクスについての説明とともに日本経済が順調に回復しつつあることに言及しつつ、TPP合意の重要性についても触れ、関係各国が国内問題の解決策を模索しながら相互理解の深化を図ることで、より良い協力関係が生まれ、真の友好関係を築くことができる旨挨拶しました。
引き続き、大阪市立大学学生により、大阪に基盤を置く日本企業の経営に見られる“人情”の理念、大阪の祭りや食に見る“おもろい”文化についてプレゼンテーションが行われ、ノースカロライナ大学シャーロット校側からは、同校で開催した日本語弁論大会受賞者3名によるスピーチが披露されました。最後に、米国ヒューストンを拠点とする東芝の子会社Toshiba International Corporationの中西氏が、日本の企業経営の特徴について紹介しました。