アラバマ州等における暴風雨・竜巻による被害発生
4月27日夕刻から28日未明にかけて、米国南東部を襲った暴風雨・竜巻等により、各州で多大な被害が発生しています。
当館では、28日から関係地域の在留邦人の安全確認を行っていますが、現在までのところ、自宅の一部が被害を受けたという在留邦人1名の他には、在留邦人の被害は確認されていません。
4月29日から30日にかけて、当館の館員が、最も被害が大きいといわれているアラバマ州のタスカルーサ市を訪問し、アラバマ大学の語学留学生、日系企業社長、アラバマ大学警察、避難所とされているアラバマ大学の担当教授に面会し、アラバマ大学語学留学生9名、日系企業関係者2名、在留邦人2名の安全を確認しました。また、アラバマ州バーミングハム市では、日本人の生徒50名が通う日本語補習授業校の関係者全員、約100名の在留邦人が勤務する日系企業の社員全員、アラバマ大学日本人留学生5名の安全を確認しました。
タスカルーサ市の竜巻が通過した周辺は建物等が原型を留めていない状況で、甚大な被害を受けていますが、竜巻の通過路周辺以外の地域では、水道や電気の復旧作業も進んでおり、大きな混乱は認められなかったとのことですが、アラバマ州には連邦非常事態宣言、アラバマ州全域、バージニア、ジョージア州の一部には州非常事態宣言が出ていますのでご留意ください。
当館では引き続き在留邦人の安全確認を行っていきますが、何らかの情報をお持ちの方は以下の担当までご一報いただければ幸いです。
在アトランタ日本国総領事館 領事 宮森 電話:404-661-2566