いけばなインターナショナル会員の作品展示(3月5日~7日)
東日本大震災一周年に際して、いけばなインターナショナルの会員の方のご厚意により、被災地に思いを馳せた作品を復興写真展会場に展示していただきました。
草月流のジェニー・スターリングさんの作品は、花器の波の模様が3月11日の津波、藤色の花は喪失と哀悼、桜は新たな生命と復興を表現しています。
池坊のヒロコ・コウノさんの作品は、室町時代後期、池坊専応(せんおう)によって確立した立花(りっか)の7つの役技、真(しん)、副(そえ)、正真(しょうしん)、請(うけ)、前置(まえおき)、流技(ながし)、見越(みこし)の全てで構成した現代的な表現です。
ジェニー・スターリングさんの作品
ヒロコ・コウノさんの作品