第17回いけばなインターナショナル北米地区大会開会式出席
5月19日、ノースカロライナ州アッシュビルにて開催された「第17回いけばなインターナショナル北米地区大会」の開会式に須永総領事が出席し、挨拶及びテープ・カットを行いました。
開会式の冒頭、須永総領事は、いけばなインターナショナルの長年にわたる活動及び日本文化紹介への貢献に対し謝意を表しつつ、日本の伝統文化である生け花は米国においても人気が高く、日米の文化交流に大きく寄与している旨挨拶しました。また、アッシュビル市のクリス・ペリー市議会議員は、芸術の街アッシュビルにてこのような素晴らしい大会が開催されることを嬉しく思うと述べ、続いて、いけばなインターナショナル会長の臼井延子氏より、生け花を通じて友好・親善を更に深めて欲しいとの挨拶がありました。
5月18日から22日まで開催された「いけばなインターナショナル北米地区大会」には、日本から一葉式いけ花家元の粕谷明弘氏及び同家元嗣の粕谷尚弘氏が参加され、同大会期間中は、生け花の展示のほか、各流派による生け花デモンストレーションやワークショップ等が行われました。今回の大会には、海外からの参加を含め合計約300名の会員及び関係者が集まり、流派の垣根を越えた交流が行われました。