交通事故! さあどうしよう!



 アメリカでの生活に、自動車の運転は欠かせません。自動車を運転すれば、交通事故に遭う可

能性も当然排除できません。しかし、いざ事故の当事者となれば、気が動転してしまい、何をす

ればいいのか分からなくなってしまうこともあるかも知れません。そこで、いざ事故の当事者と

なってしまった場合にとるべき措置についてまとめてみましたので、参考にしてください。

Ⅰ 事故現場でとるべき措置

 

 二次的事故の防止措置

   ○ 重傷の怪我人がいたり、車の損傷が激しかったりする場合には、その場でエンジンを

   切り、非常駐車灯を点滅させる、ボンネットを開けるなどして、すぐに事故であること

   が後続車に分かるような措置をとりましょう。

 

   ○ 軽い物損事故の場合は、できるだけ早く路肩や付近の駐車場等、安全な場所に移動しま

   しょう。

 
 警察を呼ぶ(911) 
  ○ 現場から911に電話して、警察官の臨場を求めましょう。
 
 救急車を呼ぶ(同じく911)
  ○ 怪我人がいる場合は、必ず救急車の臨場を求めましょう。
 
 自分の保険会社に連絡する
  ○ 事故の事後処理は、保険会社が行います。あなたが加害者、被害者どちらの立場であっ

   ても、自分が加入している保険会社に必ず連絡し、指示に従いましょう。

 
 相手方運転者との情報交換
   ○ 事故現場では、慌ててしまい、現場で確認すべき事項に漏れが生じる場合があります。

   「交通事故で確認すべき事項」に従って必要事項を漏れなく確認しましょう。

    ※ 印刷して、車内に備え付けておくことをお勧めします。
 
Ⅱ 事故の事後処理で不利にならないために
 
 使い捨てカメラを常に車に入れておき、事故の状況を素早く撮影する

  ○ 状況が許せば、事故後の車を移動させる前に、自分と相手の車が1枚の写真に収まるよ

   うに撮影する。

   ※ 事故直後の写真は、もっとも客観的な事実確認資料になります。

 

   ○ 相手の車を確実に特定するために、相手の車をナンバープレートを入れて撮影する。

 

   ○ 自分の車と相手の車の損傷箇所を撮影する。

 
 車の中には、常時筆記用具を備え付けておく
  ○ 相手が無免許運転や酒酔い運転の場合、現場からすぐに逃走する可能性もあります。

   相手の車の特徴や運転手の特徴等をすぐにメモできるように、メモ帳とペンを常時運転席

   のすぐ側に用意しておきましょう。

 
 態度はあくまで冷静に保ち、感情的にならない
  ○ 言うべきことはきちんと主張しなければなりませんが、感情的になっても得るものは何も

  ありません。

 

 

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