桜植樹式(於:メーコン桜祭り)
3月18日、ジョージア州メーコンで開催されている桜祭りの一環として日本の桜の苗木が植樹されました。
市内中心部のチェリー通り広場にて、ロバート・リカート・メーコン市長は、「今回メーコン市がさらなる桜を受け取ることができたことを花谷総領事に感謝します。桜は日本及び日本の姉妹都市との友好関係を象徴し、またその可憐さ故に求められる配慮は友情にも共通します。今後も日・メーコン間の友好関係が継続することを願います。」と述べました。
サム・ハート(メーコンを所管する)ビブ郡長官は、「今回、桜寄贈100周年の植樹プロジェクトに36都市の一つとして参加できたことを嬉しく思います。」と挨拶しました。
花谷総領事は、日米桜寄贈100周年を記念するにあたり、現在30万本以上を誇るメーコン市の桜の由来は、ワシントンD.C.の桜の歴史と似ていることに言及の上、今回の植樹によって日本とジョージア州の友好関係があらためて強調され、これらの桜が強固な両国(州)関係の象徴となり続けることを願う旨の挨拶を行いました。
なお、当日会場に駆けつけたチャンブリス連邦上院議員からも挨拶がありました。
来賓の挨拶の後に、平成23年度外務大臣表彰を受賞したキャロリン・クレイトン氏(メーコン桜祭り創設者)の紹介があり、同氏より花谷総領事に対し、日本とメーコンの友好に資する桜の植樹につき謝意が述べられました。
植樹式の様子は、13WMAZ(CBS系テレビ)及びWGXA(FOX系テレビ)の同日のニュースで採り上げられました。また、WPGAテレビによる事前広報ニュースも報道されました。
- 13WMAZ(18日午後3時放映)
日米桜寄贈100周年を記念して日本大使館からメーコンに20本の桜が贈られた。市及び州関係者がチェリー通り広場に集い花谷卓治日本国総領事に謝意を示した。これらの桜は市の中心部の工事が終了するまでスポーツ博物館とタブマン(アフリカ系米国人)博物館の間の同広場に植えられる。 - WGXA(18日放映)
最高の天候に恵まれる中、市の幹部と桜祭り役員は今朝9本の桜を植樹した。花谷卓治総領事は、「短命な桜は人生の脆弱さと短さ、そして美しさを象徴する。」と語った。メーコンには30万本の桜が存在しワシントンD.C.のそれを上回る。