在留邦人の皆様へ

平成21年 5月14日

在アトランタ総領事館

 

~ 新型インフルエンザ(H1N1亜型)に関するお知らせ(その14) ~

 

1. 世界保健機関(WHO)が、4月29日に警戒レベルを「フェーズ4」から「フェーズ5(一つの地域内の複数の国においてヒト-ヒト感染が継続して起こるようになった状態)」に引き上げた新型インフルエンザ(H1N1亜型)については、その後も米国内で新たに感染が確認される事例が増えています。

 

2. 米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、5月14日11時現在(米国東部時間)、合計47州で4,298例の新型インフルエンザ(H1N1亜型)の人へ感染が確認されています。この情報は、CDCのホームページ上で随時更新されることになっています。

<州別感染者数>

アラバマ州41例、アーカンソー州1例、アリゾナ州431例、カリフォルニア州473例、コロラド州47例、コネチカット州38例、デラウエア州58例、フロリダ州65例、ジョージア州36例、ハワイ州10名、アイダホ州5例、イリノイ州620例、インディアナ州70例、アイオワ州58例、カンザス州28例、ケンタッキー州13例、ルイジアナ州45例、メイン州13例、メリーランド州28例、マサチューセッツ州109例、ミシガン州141例、ミネソタ州34例、ミズーリ州20例、モンタナ州5例、ネブラスカ州23例、ネバダ州25例、ニューハンプシャー州18例、ニュージャージー州12例、ニューメキシコ州51例、ニューヨーク州224例、ノースカロライナ州12例、ノースダコタ州1例、オハイオ州12例、オクラホマ州22例、オレゴン州94例、ペンシルベニア50例、ロードアイランド州8例、サウスカロライナ州34例、サウスダコタ州5例、テネシー州63例、テキサス州439例(うち2名死亡)、ユタ州80例、ヴァーモント州1例、バージニア州20例、ワシントン州195例(うち1名死亡)、ワシントンDC10例、ウィスコンシン州510例

 

3. また、本14日現在、州政府の発表及び報道等によれば、当館管轄のアラバマ州、ジョージア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州における新型インフルエンザ(H1N1亜型)感染状況及び各州政府の対応等は次のとおりです(感染事例の件数はこれまでの総計)。

 ○アラバマ州

   ・27件の感染例及び14件の疑い例が報告されています。

       ・感染事例及び疑い事例の合計32件のうち、26件はMadison County、5件はMontgomery Countyの住民、3件は

        Jefferson County、3件はLimestone County、2件はPike County、1件はShelby County、1件はCalhoun Countyの住民

        となっています。

 

 ○ジョージア州

   ・9件の感染事例及び9件の疑い事例が報告されています(CDC発表と集計時間等の相違があるものとみられます)。

   ・感染事例9件のうち1件はCherokee County、6件はHenry County、1件はClayton County、1件はDekalb Countyの住民、疑い事例9件のうち5件はHenry County、1件はNewton County、2件はCobb County、1件はHenry Countyの住民となっています。 

   ・州政府は、疑い事例の全てを検査する財源がなく、また新型インフルエンザのウイルスがより毒性の強いものに移行するか否かの検証に注力する必要があることから、今後のウイルス検査は入院して治療を受けている人に限定して実施していく意向である旨を発表しています。

 

○ノースカロライナ州

   ・12件の感染事例が報告されています。

   ・感染事例12件のうち1件はRutherford County、2件はOnslow County、7件はCraven County、2件はCarteret Countyとなっています。

 

○サウスカロライナ州

・34件の感染事例が報告されています。

        ・感染事例32件のうち1件はAnderson County、4件はGreenville County、4件はLaurens County、21件はNewberry

          County、2件はLexington County、1件はSaluda County、1件はBeaufort Countyの住民となっています。

 

○バージニア州

・18件の感染事例が報告されています。

    ・感染事例18件のうち2件はArlington Health District (州保健省の管轄区分、具体的な管轄地域は

      http://www.vdh.state.va.us/lhd/掲載の地図をご参照下さい)、11件はCentral Shenandoah Health District、2件は

      Chesterfield Health District、1件はNorfolk Health District、1件はPeninsula Health District、1件はThree Rivers Health 

      Districtの住民となっています。

 

4. 外務省は、日本時間の5月14日、これまでの「メキシコ以外で感染が確認されている国に対する感染症危険情報」を改訂するとともに、「新型インフルエンザの流行に関する感染症広域情報(第15報)」を発出しました。

○    メキシコ以外で感染が確認されている国に対する危険情報

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009T090

○    新型インフルエンザの流行について(第15報)

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009C150

 

5.在留邦人の皆様におかれましては、以下の感染防止対策及び関係機関のホームページ等も適宜ご参照の上、引き続き最新情報の入手に努めていただきますとともに、健康管理には万全を期してください(万が一邦人皆様が感染された場合には、医療機関での受診とともに、当館領事班(電話:404-240-4300)まで御一報願います)。

(1)感染防止対策(外務省感染症危険情報他より)

・日頃から睡眠・栄養を十分とり、体力や抵抗力を高めておく。

・十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。

    ・外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。

・積極的に手洗いやうがいを行う。

    ・ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。

    ・発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する(但し、直接病院へ赴くと他者に感染させたり、させられる可能性もあるので、緊急時以外は事前に医療機関に電話連絡の上指示を仰ぐことが肝要。)。

 

(2)関連情報リンク先

CDC(米国疾病管理予防センター)ホームページ

http://www.cdc.gov/swineflu/

米国国務省ホームページ

      http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/pa/pa_mexico_swine_flu.html

WHO(世界保健機関)ホームページ

http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html  

外務省海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/ 

厚生労働省ホームページ

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

農林水産省ホームページ

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

当館管轄5州保健当局ホームページ

○アラバマ州

http://www.adph.org/influenza/index.asp?id=3526

Madison Countyホットライン

(256)427-5525~5526、(256)427-5534~5535

○ジョージア州

http://health.state.ga.us/swineflu/index.asp

ホットライン(888)899-9788

○ノースカロライナ州

http://www.epi.state.nc.us/epi/gcdc/flu.html

Buncombe Countyホットライン (828)250-6400

○サウスカロライナ州

   http://www.scdhec.gov/flu/swine-flu.htm

ホットライン (211)又は(877)648-9900

○バージニア州

http://www.vdh.state.va.us/index.htm

ホットライン (877)275-8343

              以 上

 

 



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