在留邦人の皆様へ

平成21年 5月22日

在アトランタ総領事館

 

~ 新型インフルエンザ(H1N1亜型)に関するお知らせ(その18) ~

 

1. 世界保健機関(WHO)が、4月29日に警戒レベルを「フェーズ4」から「フェーズ5(一つの地域内の複数の国においてヒト-ヒト感染が継続して起こるようになった状態)」に引き上げた新型インフルエンザ(H1N1亜型)については、その後も米国内で新たに感染が確認される事例が増えています。

 

2. 米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、5月22日11時現在(米国東部時間)、合計48州で6,552例の新型インフルエンザ(H1N1亜型)の人へ感染(疑い例を含む)が確認されています。この情報は、CDCのホームページ上で随時更新されることになっています。

<州別感染者数>

アラバマ州66例、アーカンソー州3例、アリゾナ州520例(うち2名死亡)、カリフォルニア州553例、コロラド州59例、コネチカット州81例、デラウエア州94例、フロリダ州129例、ジョージア州27例、ハワイ州33名、アイダホ州18例、イリノイ州877例、インディアナ州106例、アイオワ州71例、カンザス州34例、ケンタッキー州22例、ルイジアナ州86例、メイン州9例、メリーランド州41例、マサチューセッツ州197例、ミシガン州176例、ミネソタ州39例、ミシシッピ州7例、ミズーリ州24例(うち1名死亡)、モンタナ州10例、ネブラスカ州29例、ネバダ州32例、ニューハンプシャー州23例、ニュージャージー州47例、ニューメキシコ州97例、ニューヨーク州327例(うち1名死亡)、ノースカロライナ州12例、ノースダコタ州5例、オハイオ州14例、オクラホマ州50例、オレゴン州101例、ペンシルベニア73例、ロードアイランド州9例、サウスカロライナ州36例、サウスダコタ州4例、テネシー州89例、テキサス州900例(うち3名死亡)、ユタ州122例(うち1名死亡)、ヴァーモント州2例、バージニア州25例、ワシントン州494例(うち1名死亡)、ワシントンDC13例、ウィスコンシン州766例

 

3. また、本22日現在、州政府の発表及び報道等によれば、当館管轄のアラバマ州、ジョージア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州における新型インフルエンザ(H1N1亜型)感染状況及び各州政府の対応等は次のとおりです(感染事例の件数はこれまでの総計)。なお、公表時間の違いによりCDCの発表と数字が異なる場合があります。

 ○アラバマ州

   ・63件の感染事例が報告されています。

・感染事例63件のうち、1件はBlount County、2件はCoffee County、1件はEtowah County、5件はJefferson County、1件はLee County、2件はLimestone County、35件はMadison County、2件はMobile County、8件はMontgomery County、2件はPike County、4件はShelby Countyの住民で、その他確認中が1件となっています。

 

 ○ジョージア州

   ・25件の感染事例が報告されています。

   ・感染事例25件のうち1件はCherokee County、15件はHenry County、1件はClayton County、1件はDekalb County、1件はNewton County、2件はCobb County、3件はFulton County、1件はRockdale Countyの住民となっています。 

   ・州政府は、疑い事例の全てを検査する財源がなく、また新型インフルエンザのウイルスがより毒性の強いものに移行するか否かの検証に注力する必要があることから、今後のウイルス検査は入院して治療を受けている人に限定して実施していく意向である旨を発表しています。

 

○ノースカロライナ州

   ・12件の感染事例が報告されています。

   ・感染事例12件のうち1件はRutherford County、2件はOnslow County、7件はCraven County、2件はCarteret Countyとなっています。

 

○サウスカロライナ州

・34件の感染事例が報告されています。

・感染事例34件のうち1件はAnderson County、4件はGreenville County、4件はLaurens County、21件はNewberry County、2件はLexington County、1件はSaluda County、1件はBeaufort Countyの住民となっています。

 

○バージニア州

・23件の感染事例が報告されています。

・感染事例23件のうち2件はArlington Health District (州保健省の管轄区分、具体的な管轄地域はhttp://www.vdh.state.va.us/lhd/掲載の地図をご参照下さい)、12件はCentral Shenandoah Health District、2件はChesterfield Health District、3件はFairfax County、1件はNorfolk Health District、2件はPeninsula Health District、1件はThree Rivers Health Districtの住民となっています。

 

4. 外務省は、日本時間の5月20日、「新型インフルエンザ感染が確認されている国に対する感染症危険情報」を改訂するとともに、「新型インフルエンザの流行に関する感染症広域情報(第21報)」を発出しました。

○    新型インフルエンザ感染が確認されている国に対する危険情報

http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009T102

○    新型インフルエンザの流行について(第21報)

http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009C161

 

5.在留邦人の皆様におかれましては、以下の感染防止対策及び関係機関のホームページ等も適宜ご参照の上、引き続き最新情報の入手に努めていただきますとともに、健康管理には万全を期してください(万が一邦人皆様が感染された場合には、医療機関での受診とともに、当館領事班(電話:404-240-4300)まで御一報願います)。

(1)感染防止対策(外務省感染症危険情報他より)

・日頃から睡眠・栄養を十分とり、体力や抵抗力を高めておく。

・十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。

・外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。

・積極的に手洗いやうがいを行う。

・ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。

・発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する(但し、直接病院へ赴くと他者に感染させたり、させられる可能性もあるので、緊急時以外は事前に医療機関に電話連絡の上指示を仰ぐことが肝要。)。

 

(2)関連情報リンク先

CDC(米国疾病管理予防センター)ホームページ

http://www.cdc.gov/swineflu/

   米国国務省ホームページ

      http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/pa/pa_mexico_swine_flu.html

WHO(世界保健機関)ホームページ

http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html  

外務省海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/ 

厚生労働省ホームページ

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

農林水産省ホームページ

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

当館管轄5州保健当局ホームページ

○アラバマ州

http://www.adph.org/influenza/index.asp?id=3526

Madison Countyホットライン

(256)427-5525~5526、(256)427-5534~5535

○ジョージア州

http://health.state.ga.us/swineflu/index.asp

ホットライン(888)899-9788

○ノースカロライナ州

http://www.epi.state.nc.us/epi/gcdc/flu.html

Buncombe Countyホットライン (828)250-6400

○サウスカロライナ州

http://www.scdhec.gov/flu/swine-flu.htm

ホットライン (211)又は(877)648-9900

○バージニア州

http://www.vdh.state.va.us/index.htm

ホットライン (877)275-8343

              以 上

 

 

 



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