在留邦人の皆様へ 平成21年 6月19日 在アトランタ総領事館 ~ 新型インフルエンザ(H1N1亜型)に関するお知らせ(その24) ~ 1.6月11日、世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザの世界的な感染拡大を受け、警戒レベルを「フェーズ5」から「フェーズ6(世界の複数地域でヒト-ヒト感染が継続して起こるようになった状態)」に引き上げました(但し、国境封鎖や旅行・貿易の制限は求めていません。)。 2.米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、米国内で感染が確認された事例はこれまでにお知らせした時点から増えており、6月19日11時現在(米国東部時間)、全米全ての州等で計21,449例の人へ感染(疑い例を含む)が確認されています。 <州別感染者数> アラバマ州172例、アラスカ州23例、アーカンソー州18例、アリゾナ州645例(うち7名死亡)、カリフォルニア州1245例(うち8名死亡)、コロラド州103例、コネチカット州767例(うち3名死亡)、デラウエア州223例、フロリダ州562例(うち1名死亡)、ジョージア州51例、ハワイ州279名、アイダホ州47例、イリノイ州2526例(うち8名死亡)、インディアナ州223例、アイオワ州92例、カンザス州97例、ケンタッキー州108例、ルイジアナ州134例、メイン州42例、メリーランド州263例、マサチューセッツ州1270例(うち1名死亡)、ミシガン州442例(うち2名死亡)、ミネソタ州365例(うち1名死亡)、ミシシッピ州81例、ミズーリ州46例(うち1名死亡)、モンタナ州44例、ネブラスカ州81例、ネバダ州198例、ニューハンプシャー州187例、ニュージャージー州603例(うち2名死亡)、ニューメキシコ州155例、ニューヨーク州1300例(うち24名死亡)、ノースカロライナ州125例、ノースダコタ州41例、オハイオ州63例、オクラホマ州112例(うち1名死亡)、オレゴン州219例(うち1名死亡)、ペンシルベニア942例(うち3名死亡)、ロードアイランド州94例(うち1名死亡)、サウスカロライナ州83例、サウスダコタ州17例、テネシー州121例、テキサス州2519例(うち10名死亡)、ユタ州755例(うち2名死亡)、バーモント州43例、バージニア州135例(うち1名死亡)、ワシントン州588例(うち3名死亡)、ワシントンDC33例、ウエストバージニア州77例、ウィスコンシン州3008例(うち1名死亡)、ワイオミング州63例、米領プエルトリコ18例、米領バージンアイランド1例 3.外務省は、日本時間の6月19日、「新型インフルエンザ感染が確認されている国に対する感染症危険情報」を改訂するとともに、「新型インフルエンザの流行に関する感染症広域情報(第37報)」を発出しています。 ○
新型インフルエンザ感染が確認されている国に対する危険情報 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009T133 ○ 新型インフルエンザの流行について(第37報) http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009C206 4.一方、日本国内での新型インフルエンザの感染状況等は以下のとおりとなっています。 (1)日本における感染状況 現在の日本国内における感染状況については、国立感染症研究所・感染症情報センター(日本国内の報告数、日本の流行地(和・英))をご覧ください。 また、厚生労働省等より最新の情報を入手してください。 ○感染症情報センター (和文)http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html (英文)http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza_e/index.html ○厚生労働省新型インフルエンザ電話相談窓口: 03-3501-9031(午前9時~午後9時) ○厚生労働省(新型インフルエンザ対策関連情報) http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html (2)日本入国の際の検疫の状況 5月22日より、検疫方法が変更になりました。 ○これまで、米国(本土)、カナダ及びメキシコからの到着便については、すべて機内検疫を行ってきましたが、検疫前の機内からの通報で新型インフルエンザ様症状がある乗客(有症者)がいた場合のみ行うこととなりました。 ○感染が確認された乗客の濃厚接触者については、停留措置から、外出自粛を伴う健康監視(保健所から定期的に連絡)を行うこととなりました。 (イ)まん延国・地域(米国(本土)、カナダ及びメキシコ)からの到着便について <検疫前の機内からの通報で新型インフルエンザ様症状がある乗客(有症者)がいる場合> ①機内検疫を実施し、有症者及び濃厚接触者(周囲にお座りの方)を特定します。(それ以外の方は、降機していただき、検疫ブースにてサーモグラフィーによる体温確認と健康状態質問票の確認・回収を行います。) ②濃厚接触者については、座席において健康状態質問票を確認させていただいた上で、症状がなければ入国し、健康監視措置の対象となります。 ③有症者については、診察・検査の結果、感染が確認された場合には隔離(入院)措置の対象となります。 <検疫前の機内からの通報で有症者がいない場合> ①検疫官が機内に乗り込み、健康状態質問票への正確な記載を機内アナウンスにて呼びかけます。 ②呼びかけの上で、有症者がいない場合には、検疫ブースにてサーモグラフィーによる体温確認と健康状態質問票の確認・回収を行います。 (ロ)まん延国以外の国からの来航便について 検疫ブースにてサーモグラフィーによる体温確認と健康状態質問票の確認・回収を行います。 ※健康監視とは、入国した後の一定期間体温その他の健康状態について居住・滞在先を管轄する保健所から確認を行うものです。 (3)新型インフルエンザ発生国・周辺地域から日本に帰国された邦人子弟等について 感染が確認された国・地域から帰国された子弟が、就学の機会が適切に確保されるよう、文部科学省としても対応しております(文部科学省新型インフルエンザに関する対応について)。詳細はお住まいの市町村教育委員会にお問い合わせ頂くか、または文部科学省にお問い合わせください。 ○文部科学省新型インフルエンザ電話相談窓口: 03-6734-2957(午前9時~午後6時30分) ○文部科学省(文部科学省における新型インフルエンザ対策について) http://www.mext.go.jp/a_menu/influtaisaku/index.htm 5.在留邦人の皆様におかれましては、以下の感染防止対策及び関係機関のホームページ等も適宜ご参照の上、引き続き最新情報の入手に努めていただきますとともに、健康管理には万全を期してください(万が一邦人皆様が感染された場合には、医療機関での受診とともに、当館領事班(電話:404-240-4300)まで御一報願います)。 (1)感染防止対策(外務省感染症危険情報他より) ・日頃から睡眠・栄養を十分とり、体力や抵抗力を高めておく。 ・十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。 ・外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。 ・積極的に手洗いやうがいを行う。 ・ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。 ・発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する(但し、直接病院へ赴くと他者に感染させたり、させられる可能性もあるので、緊急時以外は事前に医療機関に電話連絡の上指示を仰ぐことが肝要。)。 (2)関連情報リンク先 CDC(米国疾病管理予防センター)ホームページ 米国国務省ホームページ http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/pa/pa_mexico_swine_flu.html WHO(世界保健機関)ホームページ http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html
外務省海外安全ホームページ 厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html 農林水産省ホームページ http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
当館管轄5州保健当局ホームページ ○アラバマ州 http://www.adph.org/H1N1Flu/index.asp?id=3571 ○ジョージア州 http://health.state.ga.us/swineflu/index.asp ○ノースカロライナ州 http://www.epi.state.nc.us/epi/gcdc/flu.html ○サウスカロライナ州 http://www.scdhec.gov/flu/swine-flu.htm ○バージニア州 http://www.vdh.state.va.us/index.htm 以 上
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