在留邦人の皆様へ 平成21年4月30日 在アトランタ総領事館 ~
新型インフルエンザ(H1N1亜型)に関するお知らせ(その4) ~ 1.29日、世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザ(H1N1亜型)の世界的な拡大を受け、 警戒レベルを「フェーズ4」から「フェーズ5(一つの地域内の複数の国においてヒト-ヒト感染が継続して起こるようになった状態)」に引き上げました。 2.米国内では、新たに感染が確認された事例が増えており、米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、4月30日11時現在(米国東部時間)、アリゾナ州で1例、カリフォルニア州で14例、インディアナ州で1例、カンザス州で2例、マサチューセッツ州で2例、ミシガン州で1例、ネバダ州で1例、ニューヨーク市で50例、オハイオ州で1例、サウスカロライナ州で10例、テキサス州で26例、計109例の新型インフルエンザ(H1N1亜型)の人へ感染と同感染による1例の死亡者(テキサス州)が確認されています。この情報は、CDCのホームページ上で随時更新されることになっています。 3.
また、当地報道によれば、当館管轄5州(ジョージア州、アラバマ州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州)における新型インフルエンザ(H1N1亜型)の感染または感染の疑い等状況について、概要次のように報じています。 (1)30日付アトランタジャーナル・コンスティテューション他 CDCは、ジョージア州ラグランジ市で発生した事例を豚インフルエンザと確定した。感染者はケンタッキー出身の30歳女性で、メキシコからの旅行帰りであり、これがジョージア州での第1号感染者となった。 (2)30日付The
State.紙(電子版) サウスカロライナ州の感染者10例は、メキシコ旅行から帰国した私立校ニューベリー・アカデミーの生徒と保護者の多くが関与している。同州によれば、他にも41件の疑い例が存在する。 (3)30日付ハンツビル・タイム紙(電子版) アラバマ州における初の疑い事例2件が、マディソン・ヘリテージ校の幼稚部から発生したことを受け、同州政府はマディソン市、ハンツビル市及びマディソン郡内の全ての学校を閉鎖するよう指示した。また、学校閉鎖中は子供達を自宅に留め、モールや公共施設に行かないよう呼び掛けている。 4.在留邦人の皆様におかれましては、以下のホームページ等(当館管轄5州の保健当局も随時情報提供を行っています)も適宜ご参照の上、引き続き最新情報の入手に努めていただきますとともに、健康管理には万全を期してください。 (1)関連情報リンク先
CDC(米国疾病管理予防センター)ホームページ
米国国務省ホームページ http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/pa/pa_mexico_swine_flu.html
WHO(世界保健機関)ホームページ http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html
外務省海外安全ホームページ
厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
農林水産庁ホームページ http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
当館管轄5州保健当局ホームページ ○アラバマ州 http://www.adph.org/influenza/index.asp?id=3526 ○ジョージア州 http://health.state.ga.us/swineflu/index.asp ○ノースカロライナ州 http://www.epi.state.nc.us/epi/gcdc/flu.html ○サウスカロライナ州 http://www.scdhec.gov/flu/swine-flu.htm ○バージニア州 http://www.vdh.state.va.us/index.htm (2)感染防止対策(外務省感染症危険情報より) ・日頃から睡眠・栄養を十分とり、体力や抵抗力を高めておく。 ・十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
・外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。 ・積極的に手洗いやうがいを行う。
・ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
・発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する。 以 上
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