Consulate-General of Japan in Atlanta

在留邦人の皆様へ

平成２１年　５月　４日

在アトランタ総領事館

～新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１亜型）に関するお知らせ（その７）　～

１．世界保健機関（ＷＨＯ）が４月２９日付けで、警戒レベルを「フェーズ４」から「フェーズ５（一つの地域内の複数の国においてヒト－ヒト感染が継続して起こるようになった状態）」に引き上げた新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１亜型）については、その後も米国内で新たに感染が確認される事例が増えています。

２．米国疾病管理予防センター（CDC）によれば、５月４日１１時現在（米国東部時間）、合計３６州で２８６例の新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１亜型）の人へ感染が確認されています。この情報は、CDCのホームページ上で随時更新されることになっています。

＜州別感染者数＞

アラバマ州４例、アリゾナ州１７例、カリフォルニア州３０例、コロラド州７例、コネチカット州２例、デラウエア州２０例、フロリダ州５例、アイダホ州１例、イリノイ州８例、インディアナ州３例、アイオア州１例、カンザス州２例、ケンタッキー州１例、ルイジアナ州１４例、メリーランド４例、マサチューセッツ州６例、ミシガン州２例、ミネソタ州１例、ミズーリ州１例、ネブラスカ州１例、ネバダ州１例、ニューハンプシャー１例、ニュージャージー州７例、ニューメキシコ１例、ニューヨーク州７３例、ノースカロライナ州１、オハイオ州　３例、オレゴン州３例、ペンシルベニア１例、ローズアイランド州１例、サウスカロライナ州１５例、テネシー州１例、テキサス州４１例（うち１名死亡）、ユタ州１例、バージニア州３例、ウィスコンシン州３例

３．また、本４日現在、報道等によれば、当館管轄のジョージア州、アラバマ州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州における新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１亜型）感染状況及び各州政府の対応等は次のとおりです（感染事例の件数はこれまでの総計）。

　○アラバマ州

　　　州保健当局はこれまでに１３件の感染もしくは疑い事例を報告しており、うち４件はＣＤＣが感染事例であると報告しています。

　○ジョージア州

　　　１件の感染事例（患者がケンタッキー州住民のためＣＤＣはケンタッキー州の事例としてカウントしています）及び３件の疑い事例が報告されています。

　○ノースカロライナ州

　　　１件の感染事例及び６件の疑い事例が報告されています。

　○サウスカロライナ州

１６件の感染事例及び１２件の疑い事例が報告されています。

　○バージニア州

　　３件の感染事例が報告されています。

４．外務省は、日本時間の５月３日、これまでの感染症情報に加え、「メキシコ以外で感染が確認されている国に対する感染症危険情報」、及び「新型インフルエンザの流行に関する感染症広域情報(第４報)」を発出しました。